このフェルカナ・ブログも結構ごらんいただいているようです。そこで、フェルデンクライスに関する案内は、「フェルデンクライス・カナガワ」と重複しても載せていく事にしました。 とにかく、圧倒的にこちらのほうが更新するのが楽です。両方でうまくリンクできると強力なのですが、このあたりはスタジオ開設の時期にあわせて整理したいと思っています。
さて5月以降の予定
○基礎レッスン神奈川教室(神奈川地区センター)
5月10日(日)、24日(日) 6月14日(日)
14時~16時(13時からの1000クラブも参加可能)
○ボーンズ・フォア・ライフ講習会(神奈川自治会館)
5月30日(土)午前11時~16時(昼休憩あり)
予備練習会(神奈川地区センター)
5月6日(祝)9時30分~12時30分
※詳しくはフェルデンクライス・カナガワをご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/feldenkanagawa/index.html
2009年4月15日水曜日
ボーンズ・フォア・ライフ講習会開催
2009年4月14日火曜日
4月12日の基礎レッスン神奈川教室
4月の基礎レッスン神奈川教室 ここのところ、転がったり、立ったり、座ったりと派手なレッスンが続いた。その反動でもないが、4月12日は静かなレッスンが二つとなった。
4月というと何か新学期というイメージもあったので、少しお話もさせていただいた。これまでずいぶんいろんな方をお迎えしてきたが、あえてフェルデンクライスについては、ATMの中で話したり、お配りした資料に記事をのせたりしたことはあったのですが、ひとつの話として整理したことはありませんでした。 参加者の方に、あとでブログに載せておきますと言ってしまったのでここに概略を書いておきます。
今月ののテーマは、「小さく、ゆっくりと動く」 ということ、なぜそうするのか。ATMの動きを通して、何を得て、普段の生活やスポーツや芸能にいかに生かしていくか。イメージを使うとはどういうことなのか。 自分の動きを微妙にコントロールすることを学ぶことによって、普段の生活の中で動きや姿勢をエレガントなものにしていくことについてもめずらしく順序だてて話しました。 このメソッドに出会って10年、やっとモーシェの言葉でなく、自分の言葉で語り始めることが少し可能になりました。 次回は4月25日、もう一度同じような話をして、場所に余裕があれば転がるレッスンをやってみたいと思っています。
2009年4月13日月曜日
モーシェと柔道(転記)
フェルデンクライス・メソッドを説明するときに、柔道を引き合いに出すことも多い。「博士はヨーロッパで最初の黒帯であり、このメソッドは柔道の影響を受けている」「嘉納治五郎から柔道を習い、身体運用についてヒントを得た」というようなことを言ったりします。
しかし冷静に考えると、嘉納治五郎の弟子というのは、無理な話でおそらく柔道に理解のある人間と言うことで、嘉納と面識ができたというところではないだろうか。だからといって柔道の実力が劣っていたとは思えず、当時のパリではスモール・タニと呼ばれた谷四段やのちに有名になった石黒敬七氏などが活躍していたので、しっかりと柔道の基本をマスターし、さらに自分でも随分と工夫したのだろう。そういう意味ではヨーロッパの最初の黒帯であり、こんな言い方はどうかと思うが、のちの発展は柔道整復師のようなところもある。
そんなことを調べていくうちに。草創期の柔道の海外進出のすさまじさに行き当たる。どんなに大きな人間であれ、力自慢であっても挑戦を受け、レスラーたちとも死闘を繰り広げる。多くの人材が命を賭けて、柔道を日本中に、世界にと広めていった。ある意味でわかりやすさというのが必要で、やってみせる、存在の大きさを示すことも、普及と言う点では必要だと思う。
モーシェは実に多くを当時の柔道から学び、またその他の多くを西欧の最新の学術的な成果から学んだと思う。その融合の素晴らしさがフェルデンクライス・メソッドに結実している。(写真は下記から拝借しました。)
http://www.vocaldynamix.com/feldenkrais/greater_depth.html
しかし冷静に考えると、嘉納治五郎の弟子というのは、無理な話でおそらく柔道に理解のある人間と言うことで、嘉納と面識ができたというところではないだろうか。だからといって柔道の実力が劣っていたとは思えず、当時のパリではスモール・タニと呼ばれた谷四段やのちに有名になった石黒敬七氏などが活躍していたので、しっかりと柔道の基本をマスターし、さらに自分でも随分と工夫したのだろう。そういう意味ではヨーロッパの最初の黒帯であり、こんな言い方はどうかと思うが、のちの発展は柔道整復師のようなところもある。
そんなことを調べていくうちに。草創期の柔道の海外進出のすさまじさに行き当たる。どんなに大きな人間であれ、力自慢であっても挑戦を受け、レスラーたちとも死闘を繰り広げる。多くの人材が命を賭けて、柔道を日本中に、世界にと広めていった。ある意味でわかりやすさというのが必要で、やってみせる、存在の大きさを示すことも、普及と言う点では必要だと思う。
モーシェは実に多くを当時の柔道から学び、またその他の多くを西欧の最新の学術的な成果から学んだと思う。その融合の素晴らしさがフェルデンクライス・メソッドに結実している。(写真は下記から拝借しました。)
http://www.vocaldynamix.com/feldenkrais/greater_depth.html
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自己紹介
- フェルカナ
- フェルデンクライスを長くやっています。熱心ではありませんが、継続的にしっかりと進歩が感じられて、離れがたい状態です。無理をしないで、うまく自分をフローの状態にもっていくことに興味があります。