2019年12月21日土曜日

アナット・バニエル

 前回のワークショップ、参加者の間でアナット・ バニエルさんの著書が話題になって、後でメールで皆さんに情報提供をしました。
 あらためて彼女の本を読み直したのですが、フェルデンクライス メソッドをさらに進化させた気がしました。より具体的にわかりやすく説明している彼女の実力というか情熱に「感服」とか「畏れ入る」という言葉を使いたくなります。


たとえば、気づきについて
「気づきとは、自分が何を分かっているかを知ることです。そのためには漫然と注意を向けるのとは違う脳の働きが必要です」
「気づきがなければ、手を何千回動かしても脳に新しいことは生まれず。たとえ新しいことができたとしても何もなかったのと同じことです」


また、活力についても
「人生とダンスをするために欠かせないのがエレガンスであり、そのように生きるとき、私たちは活力を得ることができます」
「どんなにうまくいっていても、生活に新しい要素を取り入れることをしなければ、気づかないうちに活力の低下が始まります」


 私にとっても、これまでフェルデンクライスのレッスンを繰り返してきながら、はたしてこれらの言葉に値するインパクトを与えることができたのか。反省せざるを得ません。
 さて、これらの言葉を抜き書きした本が
アナット・バニエル「動きが脳を変える」太郎次郎社エディタス発行
です。是非ご一読を。


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フェルデンクライスを長くやっています。熱心ではありませんが、継続的にしっかりと進歩が感じられて、離れがたい状態です。無理をしないで、うまく自分をフローの状態にもっていくことに興味があります。